2014年8月28日木曜日

サン・マロ タラソテラピーの思い出(前編)

今週に入って八戸市はぐっと気温が下がり、すっかり秋の気配です。日曜日の白浜海岸の初泳ぎが嘘のようです。あの日、砂浜に寝そべって海をぼんやりと眺めながら、二人で「あれは本当に良かったよね」と懐かしんだのが、サン・マロのタラソテラピーのことです。

「タラソテラピー」は、1865年にフランスのJoseph La Bonnardière(ジョセフ・ラ・ボナルディエール)博士が生み出した言葉だそうです。海の特性を生かして、心身を癒したり治療したりする方法のことを指します。ノルマンディ地方の隣のブルターニュ地方に位置するサン・マロに LES THERMES MARINS (レ・テレム・マラン)というタラソテラピーセンターがあります。600m沖合いから汲み上げられた海水を利用したさまざまなテラピーを受け、しかも美味しいお料理を楽しむことができると知り、一度体験してみようと、2011年に二人ででかけました。今日は、その2泊3日のタラソテラピーの思い出をご紹介したいと思います。

こちらがそのセンターのホテルです。庶民の私たちは海と反対側の部屋を取りました。海側の眺めの良い部屋は、宿泊代が倍に跳ね上がるのです!


ホテルからセンターまでは廊下で繋がっており、部屋で水着に着替え、備え付けのバスタオルなどを持って行きます。テラピーのプログラムは自分たちで選ぶようなしくみです。一日目のプログラムは4つありました。

15時30分 海藻ペースト
個室で全裸になり、温かいベットに仰向けに横たわり、腕、おなか、足に温かい海草ペーストを塗りたくられます。そのままビニールシートと布で全身を包み、約20分ほど横たわっています。その後は強力なシャワーで洗い流してもらいます。

16時10分 温海水プール
温海水プールに入り、激しく噴き出すジェットを浴びながら指導員の指示に従った動きをします。首、肩、腕などの凝りがほぐれます。

16時50分 海水ジェット・バス
個室に設置されたアロマ入り海水ジェット・バスに約20分浸ります。ジェットはバスのいたるところから交互に吹き出し、大変心地が良いのです。全身リラックスしてふにゃふにゃとなりました。

17時30分 海水バス内でシャワー
個室に設置された海水バスに浮かび、身体に沿ってゆっくりと強力なシャワーを当ててもらいます。筋肉のない私の手足は、水圧でたるたると揺れました。

全てが終わったのが18時過ぎです。部屋へ戻って身支度をしているうちにあっという間に夕食の時間となりました。楽しみにしていたレストランからは、美しい海岸を見渡すことができました。

 
ガストロノミーという夕食コースの写真もご紹介させて頂きますね。
 
お食事前のちょっとひと口
 
もうひと口のトマトのガスパッチョ
 
前菜のオマール海老
 
私が選んだ主菜 
ターボット(カレイ科)、野菜と黒米添え
 
フィリップが選んだ主菜 
鴨フォアグラソテー、
ポロネギとグレープフルーツ添え
 
お好みでチーズ
 
デザート前のちょっとひと口
 
私が選んだデザート 
チョコレートのスフレ
 
フィリップが選んだデザート 
ブルターニュ名物のクイニーアマン
 
タラソテラピーで心地良くリラックスした後に美味しいお料理を頂き、大満足でした。二日目についてはまた明日ご紹介したいと思います。どうぞまたお付き合いくださいね。サン・マロのタラソテラピー体験を思い返してうっとりとする、木曜日の朝であります。

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