2013年8月22日木曜日

フランスの犬と猫

今住んでいる家はとても居心地が良くて快適なのですが、唯一残念なことが、ペットを飼えないということです。フィリップも私も猫が大好きなので、日本では猫を一匹飼うのを楽しみにしていたのですが、なにしろ賃貸住宅なので、ペット禁止のお約束を守らなくてはなりません。

約10年ぶりに日本で暮らすようになって気付いたことのひとつに、犬や猫をめったに見かけないということがあります。近所の通りで、お行儀の良い犬をお散歩させている人たちをたまに見かけることがありますが、フランスのように街中を連れ歩いたり、車に乗せたりしている人はあまり居ないような気がします。ふてぶてしい顔をしてこちらを伺いながら庭を横切る猫たちも居ません。

2012年の10月と11月にフランスの14,000世帯を対象にしたアンケートによると、48.4%の家庭でペットを飼っているとのことです。(Source FACCO/TNS SOFRES 2012年の統計による)
猫は第二位、犬は第三位のようです。ちなみに断トツ人気はお魚だそうです。

私たちの周りにも、犬や猫を家族同様に可愛がっていた人がたくさん居ました。よく面白がって写真を撮ったものです。何枚かご紹介したいと思います。


 
ナターシャとフレッドの犬、ディアボロ。カメラをむけるとポーズを取ってじっとします。いつもはハァハァゼロゼロいっているのに、息まで止めているかのようです。その様子が可笑しくて大笑いすると、「笑っていないで早く撮れ。」と恨めしそうな顔をしたものです。

フランソワーズとドミニクの猫。名前は忘れてしまいました。長い紐につながれて、広いお庭をうろうろし、椅子に紐が絡まってしまって身動きが取れなくなることがしばしばありました。









イザベルとジルの犬、ゴジラ。ものすごい勢いで飛びついて来ます。いつも家の中や広大な庭を狂ったように走り回っていました。これはいたずらをして怒られた後の様子です。反省しているとは思えません。







ヴァレリーとステファンの犬。いつもワインを買いに行っていた、シェルブールのカーヴの番犬です。こちらも名前を忘れてしまいました。おとなしい犬で、いつも店のどこかでじっとしていました。前が見えているのかどうか疑問でしたが、これでもどうやらよく見えているようですよ。

フィリップの姉ドミニクの猫、ケンビット・マイケル。なにしろ人懐こくて、私たちの後ろをくっついて歩き、座ればすぐさま膝に乗って甘えていました。ボルドーから連れて帰りたくなった程可愛かったです。

まだまだ居ますが、きりがないのでこの辺でおしまいにします。
最後におまけ、こちらの古い写真は、フィリップが子供の頃に飼っていた猫、プッシーだそうです。ナプキンをつけ、家族と一緒にテーブルに付き、食事はまだかと言うように手で催促しています。
 
もちろんプッシーはとっくにお空に行ってしまいましたが、大好きな義姉や友達たちが可愛がっている犬や猫たちが、今日も元気でありますようにと思ったりする朝です。
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